ドクターコラム

自分に合った歯ブラシで磨き残しを軽減

虫歯予防や歯周病対策には、歯ブラシで丁寧に磨くことがまず基本です。
また歯科医院の定期健診時に歯の状態を診てもらい、歯みがき指導をしてもらうこともおすすめです。
同時に、今自分が使用している歯ブラシが合っているのかどうかも確認が必要です。

 

歯並びや口の大きさは人それぞれ異なっており、奥歯の磨き残しなどが無いよう、
きちんと奥まで届くサイズの歯ブラシを見つけることをおすすめします。

 

経験談ですが、現在記事を執筆しているスタッフ(私)は歯の定期健診時に磨き残しを指摘され、
歯ブラシのヘッドが薄く小さく、小さな口でも奥まで届きやすい形に変えました。
すると今まで届いていなかった奥歯までブラシが届くようになり、磨き残しが改善されました。
こういった歯ブラシの形についても、歯科医院ではご相談頂けます。

 

力を入れるクセがある方は、柔らかいタイプの歯ブラシを選ぶことで、力の入れすぎに注意して磨けます。
力を入れて歯ぐき部分を擦ってしまうと、だんだんと歯ぐきが下がってしまうおそれがあります。
また歯垢をしっかりと除去できるように、歯周ポケットの汚れを落とすことも重要です。
毛先がとがっているタイプの歯ブラシは、歯周ポケットの歯垢も除去することができます。

 

歯ブラシの形や大きさ、特徴を知ることで、より自分に合った虫歯や歯周病予防のケアができるようになります。

長く健康な歯で、快適に食べるために必要なことは?

10月26日、北区大淀老人福祉センターにて、当院の院長スタッフによるセミナーを開催致しました。
本記事では、その資料の中からいくつか口腔ケアについての内容をご紹介いたします。

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食生活において、「自分の歯を維持し健康な歯で食べる事」はとても大切です。
歯の健康を維持するには、主に2つの口腔ケアが必要です。

 

①器質的口腔ケア(ふだんのブラッシング)
うがいや歯磨き、義歯や舌の清掃など、口の中の細菌や汚れを除き、口の中を清潔に保つためのケアのことです。

②機能的口腔ケア(トレーニング)
口の中や口周りのマッサージ、飲み込む力を鍛えるトレーニングやリハビリなど、口の機能を維持・向上させるケアのことを指します。

 

今回は①から詳しくご説明いたします。

日常的な歯のブラッシングは、以下のような感染予防に役立ち、QOL(Quality of life(クオリティ オブ ライフ)=「生活の質」)の向上につながります。

 

・口腔疾患の予防
(齲蝕・歯周病・口腔カンジダ症・口内炎など)

・呼吸器感染症の予防
(誤嚥性肺炎・非結核性抗酸菌症)

 

普段のブラッシングで意識すると良いポイント4つ

 

①歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ちましょう。

②歯ブラシの毛先をやさしく歯に当てましょう。


③1度に1~2本ずつ、毛先を細かく「こちょこちょ」と振動させるように動かします。

④歯と歯の間や1本残っている歯、一番奥の歯の後ろなどを工夫して磨きましょう。
歯間ブラシ、デンタルフロス、ポイントブラシなどを使用するのがおすすめです。

②機能的口腔ケア(トレーニング)についても、次回詳しくご紹介いたします。

 

歯周病を予防するためのアドバイス☆

歯周病を予防し、進行を抑えるためには毎日の歯磨きはとても重要です。
初期段階では歯肉だけ炎症を起こしますが、進行すると炎症が進み歯槽骨を溶かしてしまいます。
ドラッグストアやホームセンターなどでは、数多くの市販の歯ブラシが販売されています。
多くの種類があるので、どれを選んだら良いか迷っている人が少なくありません。
歯ぐきに炎症や出血などが見られる場合は、柔らかめの歯ブラシで優しくブラッシングをしましょう。

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歯ブラシのヘッドはギザギザになっている商品よりも、平坦な商品のほうが細部まできれいに清掃できます。
歯垢はネバネバして歯に付着をしているので、丁寧なブラッシングを心がけてください。
自宅でプラークコントロールを行うことで、炎症が引いてくることや出血を抑えることができます。
歯科医院では歯の動揺度や、歯周ポケットの深さを測定してくれます。
専用の医療機器を使って歯石や歯垢を取り除き、歯を磨いて仕上げてくれるのです。
信頼できる歯科医院を選んでおくと、予防歯科の診療を行っているので、3ヶ月に一回は目途に通院をおススメします。

歯磨きでもアンチエイジングできますよ!

こんにちは
歯科衛生士の小梶です^o^

昼夜の寒暖の差で風邪をひいていませんか?∑(Д)
私は体力には自信があるので元気です(^з^)

しかし、27歳を迎えてお肌の曲がり角の直面し、最近はアンチエイジングに興味深々です(😉

そこで歯磨きでもアンチエイジングできると朗報があったので是非ご紹介したいと思います!!!!

みなさん、歯磨きはどこでしていますか?

実はお風呂で歯磨きをすると若返りホルモン『パロチン』が分泌されるのです☆*:.. o(≧▽≦)o ..:*☆

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これは唾液腺ホルモンの一種で唾液から分泌される人が本来持っている天然成分です。

骨や歯の再石灰化を助ける効果、皮膚の新陳代謝を活発にする効果など、身体中を若返らせる効果があります。

お肌の新陳代謝が活発になれば、シミやシワといったお肌の老化現象を防ぐことがてきます。

また、壊れた細胞組織を修復する作用があり、特に、皮膚、筋肉、目などの粘膜を強化してくれます。

さらに、身体を温めてリラックスすることで、副交感神経が優位になり、その状態で歯磨きの刺激を加えると『サラサラのいい唾液』がたくさん分泌され、口腔乾燥予防にも繋がります。

こんなに良い事尽くしならもうやるしかありません!!!!

夜歯磨きする習慣がない方もこれを機会にお風呂に歯ブラシを一本置いてみて下さい*\(^o^)/*

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