ドクターコラム

虫歯予防に効果的な方法とは?

 

虫歯予防に効果的な方法は、歯ブラシ以外のものも活用することです。

歯ブラシだけでは、十分に磨ききれていないこともあります。
歯間ブラシやデンタルフロスなども併用して使うのがおすすめです。
奥歯が磨きにくい場合、親知らず抜歯などですき間が空いている場合には、ワンタフトブラシを使って磨いてみると良いでしょう。

 

▶プラークチェッカーがおすすめ

きちんと歯みがきができているか自信がないという方は、プラークチェッカーを使って磨き残しがないか確認してみるのもおすすめです。
歯の汚れ部分が赤く染まるのもので、検診や歯磨き指導を受けた際に経験した方もいるのではないでしょうか。
プラークチェッカーは、ドラッグストアなどでも買うことができます。

 

▶糖分・炭水化物には注意

糖分の摂取を控えることも、虫歯予防には有効的です。
チョコレート、アイスクリーム、お砂糖入りの飲料などの甘いものは虫歯になりやすいので、あまり食べすぎないようにしてください。
また、炭水化物の取りすぎも虫歯の原因になりやすく、注意が必要です。
炭水化物の摂取量が多い方は、毎日の食生活についても見直してみるのも良いでしょう。

夜間は虫歯になりやすいので、寝る前の歯みがきは特にきちんと行っておくことが大切です。
更にマウスウォッシュも使うと、翌朝目覚めたときに口の中のネバツキ、口臭なども抑えられるようになります。

是非、生活習慣に取り入れてみて下さい。

お口と食べ物の繋がり

こんにちは(‘ω’)ノ

歯科衛生士の田中です♪

 

歯槽膿漏=歯周病は成人の80%の人が罹患しており知らない間にどんどんと進行していきます!

気づいた時には手遅れっていうことにならないよう日頃のブラッシングケアがとても大切です☆

 

そこで、皆さんが毎日摂るお食事からも何か予防できることはないのか?というお話をさせていただきます。

 

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食べ物を食べるとお口の中で唾液が分泌されます。

唾液には抗菌作用がありお口の中の菌が増殖するのを抑え、お口の中を洗い流す作用もあります。

たくさん噛むことにより、唾液分泌され、脳の中枢に伝わり、海馬を刺激するので神経細胞を活発化させるので『ボケの予防』にもなります。

そして、唾液にはカルシウムやリン酸が含まれており、初期虫歯の再石灰化の促進(虫歯を治そうとする力)に繋がります。

 

◆オススメの食べ物◆

・食物繊維の多い食べ物(レンコン、ゴボウ、きのこ)

歯ごたえがあるのでよく噛んで食べることにより歯茎に刺激が加わり歯周組織の再生と強化が促され、歯についた汚れを落とし歯周病や虫歯を予防してくれます。

・カルシウムの多い食べ物(大豆製品、ひじき、いわし)

歯や骨を丈夫にするのに大切な成分です。摂取量が少ない人ほど倍率が高いというデータもあります。

 

また歯周病にはビタミンC,P,K,Qなども大切で歯茎からの出血を防いだり、血液を凝固させたりなど様々な役割があります!

できる限り色んな食材を摂取し、身体に栄養素を取り入れましょう!

 

 

妊娠と歯の関係性について

こんにちは(‘ω’)ノ

歯科衛生士の田中です!

長岡京アゼリア歯科の外観に妊娠性歯周炎に関するポスターを掲示していますが

今回はもう少し詳しく、妊娠と歯の関係性についてお話していきます。

 

妊娠中の治療P_A2_01

 

妊娠するとホルモンバランスの乱れ(エストロゲンという女性ホルモンが歯周病原細菌の増殖を促す)や

つわりで歯を磨くことが出来なくなることがあります。

そうすると・・・

細菌が歯や歯茎の回りに付着して増殖することで歯茎が腫れて出血したり、虫歯になったり、口臭の原因になったりします。

成人の80%が歯周病といわれている近年、さまざまな病気との関係性がわかってきました!

歯周病菌が体内に入り込み子宮内に到達すると免疫細胞が過剰に反応し、子宮を収縮させるホルモンが

急激に増殖すると低体重児や早産を招く恐れがあります。

そのリスクはおよそ7倍ともいわれ、タバコやアルコール、高齢者出産よりも高い数値になります。

 

歯周病を防ぐにはまず歯の予防が大切です☺

生まれてくる赤ちゃんの為に歯の予防をしましょう☆

妊娠すると妊婦検診もありますが、自主的に歯科医院へ行くことをお勧め致します。

歯の噛み合わせを気になされていますか?

こんにちは、院長の小沢です!

皆さんは普段から歯の噛み合わせを気になされていますか?

 

嚙み合わせに問題がなければ、ほとんどの方が気になされてはいないと思いますが歯の噛み合わせは思っている以上にとても重要です!

歯の噛み合わせが悪くなると健康にとても悪影響があります

 

噛み合わせが悪いことによる影響は数多くありますが、代表的なものとしては全身の健康への影響と虫歯や歯周病への影響です。

噛み合わせが悪いと食事の際に食べ物を良く噛んでいないことが多くあり、お口は消化器官の入り口の役割をはたしていますので、良く噛むことができていないと胃や腸へ負担をかけてしまいます。

また嚙み合わせが悪いと歯の位置や顎の位置は顔の形に大きく影響を及ぼしており、外見的な影響を与えるほか、虫歯や歯周病になるのリスクも高くなります。

自分では気付かずに食いしばっていたり、歯ぎしりをすることで知らず知らずのうちに噛み合わせが悪くなることもあり、その他、顎関節症や肩こり、腰痛の原因にもなります。

通常ではバランスよく均等に噛むことができていますが、歳を取るにつれて、歯がすり減ったり、噛む筋力が弱くなったり、顎の関節が変化したり、様々なことで原因で噛むバランスが自然に変わってしまいます。

 

歯のバランスが悪くなると様々な影響がありますので、定期的に歯科医院でのチェックしてもらうことをオススメしております!

11月8日は『いい歯の日』です♪

本日、11月8日は『いい歯の日』です♪

『いい歯の日』は日本歯科医師会が11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせで造られました!

また「笑顔の大切さ」を伝えるための日本歯科医師会の主催である「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」では<著名人部門>で、その年最も笑顔の素敵な男女を1名ずつ選出し、<スマイルフォトコンテスト>として、プロ・アマ問わず全国から“とびきりの笑顔”写真を表彰しています!

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またエキサイトのニュースでは『いい歯の日』に因んで「この人が歯科医師だったら、診てもらいたいと思う有名人」を調査されていました。

調査の結果は・・・

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となっているようです!

天海さんは2011年の第2回調査から5年ぶり、福山さんは2010年の第1回から6年ぶりにトップに返り咲いているみたいなですが、確かに診てもらいたいと思える有名人の方々ですね!

歯は人にとってとても重要です!

食べ物を噛むこと以外にも、「歯ざわり」「咬みごたえ」などの感覚によって味覚を味わったり、唇や舌の動きを助け、正しい発音をするようサポートしていたり、歯があることで表情が豊かになったりもします。

もし、虫歯や歯周病などで歯を失ってしまうと、歯と歯の間に空間ができてしまうので、抜けた歯の両隣の歯が支えを失うため倒れこんでしまいます。

そのため、歯が抜けた箇所以外の健康な歯にも影響を与えてしまいますので十分お気を付けください。

健康な歯を維持するためには定期的なメンテナンスやクリーニングは必要ですが、ご自身のお口の状態を知ることも必要です!

当院では歯科ドックというお口の精密検査も行っておりますので、虫歯や歯周病、口臭などでお悩みの方はご相談いただけましたら幸いです。

このような日をきっかけに少しでも歯について興味を抱いていただけたらと思っています。

歯科ドックは人間ドックの歯科バージョンです! 検診で見落とされてしまいがちなリスクや、将来起こり得るあらゆる影響を検査して、患者さま一人ひとりのライフスタイルに合った生活習慣を一緒に考えていきます。

飲み物で歯のエナメル質が溶けてしまう!?

こんにちは。
歯科衛生士の小梶です。

9月に入って少し涼しくなり、過ごしやすくなりましたね!
しかし、残暑もまだ続いていて30℃を超える時も・・・(ノ゚ρ゚)ノ
こんな日にはやっぱり冷たい飲み物が手放せませんよね☆

私はアイスティーが大好きなので飲んでしまします☆

しかし、このアイスティー!!
実は歯の表面(エナメル質)を溶けはじめる値(PH5.5)なんです!
普段のお口のの中のPHは約PH7.0となっており、唾液のおかげで中性に保たれています。

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もし、酸性の飲み物を頻繁に飲んでいるとお口の中が酸性になり、歯を溶かす原因になってしまいます( ̄Д ̄;;
怖いですよねー。
だから、私は飲み続けないように心がけています。
でも、好きなものはすぐに止めれないのが現実です(w_-; ウゥ・・

今回はどんな飲み物が歯を溶かす原因となるかご紹介します。

■歯が溶ける飲み物
・コーラ (PH2.0~2.5)
・スポーツ飲料 (PH3.0~3.5)
・レモンティー (PH3.5~4.0)
・ヤクルト (PH3.5~4.0)
・野菜ジュース (PH3.5~4.0)
・オレンジジュース (PH3.5~4.0)

■中性(PH7.0)に近い飲み物
・コーヒー( PH5.5~6.0)
・麦茶 (PH6.5)
・豆乳 (PH6.5~)
・牛乳 (PH6.5~)
・ミネラルウォーター (PH7.0)

皆さんが好きな飲み物はいかがでしたか?
飲み物の酸性度が強い場合は飲む頻度を考えなければなりません。
この事実を知ってもらい、意識の仕方が変わって皆さんが虫歯などになりにくいお口の環境に役立つことができればとてもうれしいです!

噛む力と歯ぎしりについて!

こんにちは、歯科衛生士の田中です!

 

皆さんは咬む力がどれ位(何kg)あるか知ってらっしゃいますか?

男女で差はありますが大体自分の体重と同じ位かそれ以上の力の咬む力があります。

男性だと最大で100kg位の力が奥歯にかかっています。

普段の食事では1/2~1/4の力で咬んで調節しています。

物を咬むためにこれだけの力がかかっているなんてビックリですよね☆

こんなにも歯に強い力がかかっているのですから、歯が折れたり欠けたりしても不思議ではありません。

でも、それだけの力に耐えれる歯はとても丈夫な構造になっています。

 

咬むとは違いますが、人はよく歯ぎしりをしてしまいます。

歯ぎしりというと皆さんは寝ている間の嫌な音を想像しますよね!

でも実はは大きく3つに分けられています!

 

☆グライディング(歯を上下にこすりつける)

☆クレンチング(歯をくいしばる)

☆タッピング(を鳴らす

 

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この中でも最も多くにみられるのがグライディング(歯ぎしり)です。

上下の歯を強く咬んだ状態で横に滑らせ、こすり合わせる動きをいいます。

主に眠っている時に起こることが多いようですが、起きている時にもしている人がいています。

このグライディング(歯ぎしり)ですが実際には音のしない歯ぎしりをする人もいるので気がつかない方も多くいてらっしゃいます!

次にクレンチング(歯をくいしばる)ですが、クレンチングは歯をくいしばったり、咬み合わせたりすることをいいます!

人の歯が咬みあっている時間は実際20分程度と言われ、普段無意識の場合、上下の歯は接触しておらず少しの隙間があります!

クレンチング(歯をくいしばる)をしている人はこの20分よりも長く歯をくいしばっており、強い力が歯に加えられることになります。

次にタッピングは上下の歯をカチカチと咬み合わせる(歯を鳴らす)もので比較的頻度の少ないタイプです。

 

歯ぎしりが起こっている状態は2つに分けて行われています。

 

睡眠時ブラキシズム

 

覚醒時ブラキシズム

 

睡眠時ブラキシズムと覚醒時ブラキシズムは言葉の通り眠っている時に無意識に起こる歯ぎしりと起きていると起きている時に起こる歯ぎしりのことです。

起きている時に起こる歯ぎしりは癖と言われており、いずれにしてもあまり自覚がないのでとても厄介ですね!

 

 

歯ぎしりはとても奥深いので、皆さんが歯ぎしりしているか、御家族やご友人の方に聞いてみて下さい!!

もしかすると意外な反応が返ってくるかもしれませんよ!!

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