ドクターコラム

審美性と機能性が高まるインプラント治療のために

インプラント手術は、歯科医師の高い技術が要求され、医師の力量で術後の機能性や不具合の起こりにくさなどが決まると言われてきました。
こうした歯科医師の技術のブレをなくし、より高度で正確なインプラント手術を可能とするために開発されたのが「ガイデッドサージェリーによるインプラント治療」です。

患者のCT画像を専用のソフトを使ってコンピューター診断を行い、手術の際に最適なインプラントの埋入位置や角度、深さの判定、インプラント埋入後に装着する人工歯の形態まで分析を行います。

この判定に基づいて手術を行い、義歯を製作して装着することで、機能性と審美性にも優れたインプラントが入れられるのです。

手術にあたっては、コンピューター診断の結果を形にしたサージカルガイド
(インプラントのオペに用いるマウスピースのようなもの)が作成され、これを口の中に固定した状態で、歯科医師が専用の器具を用いてインプラントを埋入していきます。
サージカルガイドによりインプラントが理想的な位置に埋入され、機能性や審美性に優れた人工歯の作製が可能となります。
より使いやすく、自然な見た目のインプラントになり、患者様の満足度も高い仕上がりとなります。

ホワイトニング新春キャンペーンのお知らせ

2024年2月1日~3月30日の期間中、ホワイトニング新春キャンペーン実施いたします。
オフィス・ホームホワイトニングは10%OFF、デュアルホワイトニングは12%OFFとなります。
日頃ホワイトニングが気になっている方はこの機会にぜひご活用ください。

まずはお電話にて、お気軽にお問合せください。

 

▶ 075-330-9170

 

診療時間/9:00~18:00
休診日/日曜・祝日
※土曜日は~17時までの診療となります。

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

スタッフ一同、本年も患者様のお力になれるよう日々励んで参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年の診療は本日、 1月5日(金)より通常診療いたしております。

何か気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい。

ご来院をお待ちしております。

虫歯予防に効果的なフッ素を取り入れませんか?

虫歯予防に効果的な成分としてフッ素(フッ化ナトリウム)がありますが、歯科医院でフッ素塗布を受ける以外にも日常のブラッシングで取り入れることもできます。
フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、毎日の歯みがきで手軽に虫歯予防ができます。

最近はほとんどの歯磨剤(歯磨き粉)が「フッ素配合」となっていますが、選ぶときに注意したいのがフッ素の含有量です。
仮にフッ素の含有量がほんのわずかであっても、入っていさえすれば「フッ素配合歯磨剤」として売り出すことができるため、注意が必要です。
もちろん歯科医院でもフッ素配合の歯磨剤を販売していますが、よく見てみると必ず「歯科医院専用」と書いてあります。

歯科医院で販売されている歯磨剤に含まれているフッ素の含有量は990ppm~1000ppmを超えるものがほとんどで、これはドラッグストアで販売されている商品とは比べものにならない量です。
そのためもしも虫歯予防として効果的にフッ素を採り入れたいなら、歯科医院で売られている歯磨き粉を使うことをおすすめします。

フッ素は歯の表面に沈着させておくことで虫歯予防の効果を発揮するため、磨いた後のうがいは2~3回程度にとどめておきましょう。

自分に合った歯ブラシで磨き残しを軽減

虫歯予防や歯周病対策には、歯ブラシで丁寧に磨くことがまず基本です。
また歯科医院の定期健診時に歯の状態を診てもらい、歯みがき指導をしてもらうこともおすすめです。
同時に、今自分が使用している歯ブラシが合っているのかどうかも確認が必要です。

 

歯並びや口の大きさは人それぞれ異なっており、奥歯の磨き残しなどが無いよう、
きちんと奥まで届くサイズの歯ブラシを見つけることをおすすめします。

 

経験談ですが、現在記事を執筆しているスタッフ(私)は歯の定期健診時に磨き残しを指摘され、
歯ブラシのヘッドが薄く小さく、小さな口でも奥まで届きやすい形に変えました。
すると今まで届いていなかった奥歯までブラシが届くようになり、磨き残しが改善されました。
こういった歯ブラシの形についても、歯科医院ではご相談頂けます。

 

力を入れるクセがある方は、柔らかいタイプの歯ブラシを選ぶことで、力の入れすぎに注意して磨けます。
力を入れて歯ぐき部分を擦ってしまうと、だんだんと歯ぐきが下がってしまうおそれがあります。
また歯垢をしっかりと除去できるように、歯周ポケットの汚れを落とすことも重要です。
毛先がとがっているタイプの歯ブラシは、歯周ポケットの歯垢も除去することができます。

 

歯ブラシの形や大きさ、特徴を知ることで、より自分に合った虫歯や歯周病予防のケアができるようになります。

2023-2024年末年始の診療について

2023年年末、2024年年始の休診のご案内です。

いよいよ12月、今年も残りわずかとなりました。

年末年始は混雑することが予測されますので、
歯の治療や歯のクリーニングなどをご希望の患者様は、お早めのご予約をお願い致します。

年末年始につきましては、誠に勝手ながら下記の通りとさせていただきます。 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

・12月29日(金)午前通常通り・午後14時―16時診療 

・12月30日(土)より1月4日(木)まで休診 

・1月5日(金)から平常通り 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 
皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒、ご容赦願います。 
 
———————————————————————————————
 
休診期間中に歯のことでお困りのことがありましたら、大阪府歯科医師会・休日緊急歯科診療所へお願い致します。
※年末年始は応急処置の対応となります。
 
■電話番号
06-6772-8886

歯科治療での医療費控除を申請する場合の注意点

サラリーマンの方なら年末調整、自営業の方なら確定申告が毎年の恒例行事となっているかと思います。
(確定申告はまだ少し先ですが)
この際に年間10万円以上の医療費が発生していると医療費控除を申請することで税金が戻ってきます。
この10万円は扶養家族を含めた合計金額なので、毎年医療費に関して発生した金額はしっかりと保存しておくことが大切です。
医療費ということで、当然のことながら歯科治療で発生した医療費も対象になります。
ですが、対象にならない治療もあるので注意する必要があります。

まず対象となる治療ですが、基本的に高額となる、自費治療で多いインプラントや金歯などは対象内です。
他、発達段階で噛み合わせが悪く歯科矯正を行う場合も対象ですし、
案外知られていないのが通院のために利用した公共交通機関の料金も対象の範囲になります。
この交通費はご自分だけでなく、小さいお子さまの付き添いで発生した場合も対象になるので知っておくと得です。

交通費と言っても、「自家用車で通院したときに発生したガソリン代や駐車場の代金は対象外」となります。

また高額な治療費に対して、歯科ローンを利用したときの治療費も含まれますが、
治療によっては対象外の場合もあるので注意が必要です。
例えば、審美的な治療のホワイトニングが代表的です。
歯科ローンを利用したときに発生した金利も対象外となります。

詳しくはこちらもご参照下さい。

 

国税庁 ▶ 医療費を支払ったとき(医療費控除)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

長く健康な歯で、快適に食べるために必要なことは?ー機能的口腔ケア(トレーニング)のご紹介


10月26日、北区大淀老人福祉センターにて、当院のスタッフによるセミナーを開催致しました。
本記事では、その資料の中からいくつか口腔ケアについての内容をご紹介いたします。

▶この記事の内容は、
長く健康な歯で、快適に食べるために必要なことは?  の続きとなっております。
https://www.nagaokakyo-dc.com/column/611

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

食生活において、「自分の歯を維持し健康な歯で食べる事」はとても大切です。
歯の健康を維持するには、主に2つの口腔ケアが必要です。

①器質的口腔ケア(ふだんのブラッシング)
うがいや歯磨き、義歯や舌の清掃など、口の中の細菌や汚れを除き、口の中を清潔に保つためのケアのことです。

②機能的口腔ケア(トレーニング)
口の中や口周りのマッサージ、飲み込む力を鍛えるトレーニングやリハビリなど、口の機能を維持・向上させるケアのことを指します。

今回は②機能的口腔ケアについて詳しくご説明いたします。
機能的口腔には咀嚼・嚥下などの機能が含まれます

 

→咀嚼できなくなるのは歯や入れ歯が原因であることがほどんどですが、
高齢により顎の筋力が衰え、唾液が減り、口の機能が変化して咀嚼が難しくなることもあります。
脳卒中や認知症があるとなおさら難しくなります。

→飲み込み(嚥下)
とも深く関連する歯が悪くなり、やがて入れ歯を使用するようになると、野菜と肉類、一部の魚介類で食べにくいものが出てきます。結果、ビタミン類、食物繊維、タンパク質などが不足しがちになります。

口腔機能の維持、回復のためのケア方法
(大阪歯科医師会 お口の働きを高める体操より抜粋)

 

①ぶくぶくうがい

①あいうべ体操

③パタカラ体操

④舌のトレーニング

⑤食前体操(首・肩の体操)

⑥シルベスター法

 

長く健康な歯で、快適に食べるために必要なことは?

10月26日、北区大淀老人福祉センターにて、当院の院長スタッフによるセミナーを開催致しました。
本記事では、その資料の中からいくつか口腔ケアについての内容をご紹介いたします。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

食生活において、「自分の歯を維持し健康な歯で食べる事」はとても大切です。
歯の健康を維持するには、主に2つの口腔ケアが必要です。

 

①器質的口腔ケア(ふだんのブラッシング)
うがいや歯磨き、義歯や舌の清掃など、口の中の細菌や汚れを除き、口の中を清潔に保つためのケアのことです。

②機能的口腔ケア(トレーニング)
口の中や口周りのマッサージ、飲み込む力を鍛えるトレーニングやリハビリなど、口の機能を維持・向上させるケアのことを指します。

 

今回は①から詳しくご説明いたします。

日常的な歯のブラッシングは、以下のような感染予防に役立ち、QOL(Quality of life(クオリティ オブ ライフ)=「生活の質」)の向上につながります。

 

・口腔疾患の予防
(齲蝕・歯周病・口腔カンジダ症・口内炎など)

・呼吸器感染症の予防
(誤嚥性肺炎・非結核性抗酸菌症)

 

普段のブラッシングで意識すると良いポイント4つ

 

①歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ちましょう。

②歯ブラシの毛先をやさしく歯に当てましょう。


③1度に1~2本ずつ、毛先を細かく「こちょこちょ」と振動させるように動かします。

④歯と歯の間や1本残っている歯、一番奥の歯の後ろなどを工夫して磨きましょう。
歯間ブラシ、デンタルフロス、ポイントブラシなどを使用するのがおすすめです。

②機能的口腔ケア(トレーニング)についても、次回詳しくご紹介いたします。

 

歯を失ってしまった方へ ― コンフォートのご紹介

歯科業界において、入れ歯は日々進化しています。
かつての入れ歯は、よく咬めない、外れる、痛い、しゃべり難い、異物感があるなど様々な問題点を抱えていました。
しかし最近は新しい素材の義歯の開発・技術改良が行われ、より良い咀嚼機能回復ができるようになりました。
今回ご紹介するのは、コンフォートシリーズの入れ歯です。
※保険適用外となります。
コンフォートは歯を削らす、手術などが不要の入れ歯です。
着けていることも目立たず、柔らかいクッションで違和感なく装着して頂けます。

 

利用対象は1本から全ての歯をカバー

 

コンフォートは失った歯の本数に応じて、装着できるシリーズが用意されています。

 

コンフォートソケット・コンフォートソケットプラス

 

 

 

1〜3本までの抜けてしまった歯を補い、噛めるようにする治療方法です。
着け外し可能で、歯茎にあたる面にはやわらかいクッションがついています。

 

コンフォートコネクトS/M

 

歯が3本以上抜けた時に、ご利用いただける部分入れ歯です。
口元で入れ歯が目立たず、やわらかいクッション付きでしっかり噛むことができます。

 

コンフォート コンプリート

歯をすべて失った時に、ご利用いただける総入れ歯です。
やわらかいクッションが総入れ歯のさまざまなお悩みを緩和します。
いずれも保険適用外となりますが、歯ぐきの柔らかさに近いシリコンでしっかりと噛むことができます。
手術なども不要ですので、通院回数を抑えることも可能です。

 

コンフォートについてのご相談、価格などのお問合せはお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。

 

お問い合わせ

無料カウンセリング相談

pagetop